車内☆恋愛
一気に現実に戻されるわ…。

さっきのはホントに夢だったんじゃ…


「あ、この服可愛いー」

「それ、あたしのお気に入りなんだけど」

「いいじゃん!
どーせ見せる男なんていないんだから」


鼻歌を歌いながらルナは鏡をみる。


「うん、いい感じ!」

「ちょっとアンタね…」


あたしは怒りで口元がひきつる。


「だって女子校じゃん!」

「だからって…」

「この携帯のメール履歴も女ばっかじゃん」


そういってあたしの携帯を開く。

た、たしかに女ばっかだけども…!!

悔しいーーー!


「新着メール1件アリ~」

「ちょっと、返しなさいよー」
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