車内☆恋愛
―――……


「これ美味しいー!」

「そりゃよかった。」

「アレも食べたいっ!」

「えぇ!また俺が奢んの?」


碧くんはうなだれる。

華はケラケラ笑う。


「いいじゃん、碧!」

「仕方ねーなぁ」


優しいな、碧くん。

絶対華とお似合いだよ。


「ほれ。」

「ありがとうー!」


あたしたちはたこ焼きを頬張る。


「璃南、元気だしてね」

「ありがと。」


あたしはニッコリ笑う。
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