TIME
―チャララ~


「あ!!メールだ。」

琴羽のケータイの受信音だった。


「ママからだ!!え~と、今日は、やっぱり帰って来れないって!!」


お袋か……。


お袋は、真琴の母親の会社の秘書兼デザイナーをやっている。真琴の母親は、自分で会社をおこして、社長とデザイナーをやっていて、人手が足りなくなった時に、お袋が入った。

親父は、プロの野球選手。


こんな環境で育ったからか分からないが俺は、野球が好きになった。


琴羽は、誰の影響も受けてないので、不思議に思った。




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