TIME

ホント女ってこんなのに泣けんだろう。

てか、
好きな女の異変にも気付かんのならそこまで好きじゃなかったんじゃねぇの?

しかも、
真琴のヤツまだ泣き止まねぇし。

はぁ~……。

『おい、真琴。

もぉ泣き止めよ。』

「……ヒック………ヒック誠は何とも思わんの!?」

『そりゃ可哀想って思うけどさ映画じゃん。』

「そりゃーそーだけどさ――………、

もし、私が死んだりしたら悲しくないの?

私はめっちゃ悲しいし絶対死んでるよ!

誠がいない人生なんて生きてても意味ないし。

誠がいるから生きれるし、ずっとずっとずーっと一緒にいたいって思うよ。」




< 111 / 118 >

この作品をシェア

pagetop