TIME
「なんで誠まで赤くなってんの!?」
頬を赤くしていた真琴が急に俺の方を向いてそー言った。
『バカっ………、見んじゃねぇよ。』
そー言って俺は真琴から顔を反らして余計に頬が赤く染まった。
真琴といたらいつ理性が跳ぶかわからんから早く家に帰らした方がいーかも。
つーか、
俺の体がヤバいし。
そんなこと何もわかってない真琴がまだ俺の方を見て不思議そうにしていた。
『なぁ、真琴。もー7時近いからその辺で飯でも食って帰ろーぜ。』
「もお?
まだ帰りたくない。誠ともっと一緒にいたい。
今日
家に帰りたくないよ。」