TIME

偽恋人

―キーンコーンカーコン



チャイムが鳴ったので、私たちは、教室に戻った。




戻っている時に由良は、言い出した。



「ねぇ真琴、偽恋人を作ってみたらどう??」



"偽恋人"??



『どうして??』



「もし、まだ好きだったらヤキモキを焼くハズだよ。」



由良が言っていることに説得力があると思った。




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