TIME
『もう、行こう。』

「え~……、分かった。」


私は、誠の答えを聞きたくなかったので、学校を出た。


私たちは、電車に乗り、私たちが住んでいる町に着いた。


『はぁ~。』


私は、溜め息をついていた。


「真琴、久しぶりに中学校に行かない?」


それは、由良なりの優しさだと思った。

『うん、良いよ。』

私たちは、自転車で、母校の中学校に行った。


「今日、竜也が顧問している野球部がやっているから、行こう。」


そして、


私たちは、野球部が使用しているグランドに行った。






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