TIME
グランドには、誰一人いなかった。


「もぉ~終わったのかな?職員室行ってみよう。」


『うん。』


私たちは、管理棟にある職員室に行った。


由良は、職員室にのドアにあるガラスがら先生がいるか確かめた。


「失礼しまーす。杉浦先生、お久しぶりです。」


杉浦先生とは、由良のカレシの竜也先生の名字である。


「おお。矢宮と平泉じゃないか。その様子だと元気そうだな。」


先生は、元気一杯に笑った。


由良は、この太陽みたいな笑顔に惹かれていたのではないかと思った。







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