TIME
「まぁ~ね。他の人からも貰っているのにね。」


「他の奴から貰うのと、由良から貰うのは、全然違うぞ。」

まぁ、一理あるなぁ~。


だって、


大切な人から貰うのじゃ、思いの重みが全然違うしね。


「私、なんかプリンとか食べたいからコンビニに行って来るね!」


由良は、そう言って出て行った。



「なぁ、平泉は、俺に何か相談したいことがあったんじゃないか?」


さすが先生だね。元生徒でも、気づくなんてね。


私たちは、ホントに幸せだったよ。先生みたいに良い先生に出会ったからね。






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