TIME
「ねぇ真琴、今の美少女ってまさか、誠君の妹??」


『うん、そのまさか。』


「ウソ!?全然似てない!!」


まぁ~、誰もがそう言ってた。


でも、
昔の誠に似てた。


小さい頃の誠は、スッゴく素直だった。そこのところが似ていた。


瑠美とそんな話しをしていたら、琴羽ちゃんが戻って来た。

「ねぇ真琴ちゃん、そこにいる人は誰なの??」


『あぁ、この子は、宇都宮瑠美っていうんだよ。今日は、お兄さんも来てるよ。後で紹介するねッ♪』


「うん。初めまして、お兄ちゃんがお世話になっています。」


琴羽ちゃんは、礼儀良く挨拶した。今時の中学生とは思えない程………。





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