TIME
デリケートなのかもしれないし、変わった何が琴羽にはあった。


「お兄ちゃん、あの兄妹には気を付きた方が良いよ。真琴ちゃんにも言っておいて。」


『あぁ、言っておく。』


何が有るンだ。考えても分からない。


「あの兄妹のメアド教えて。バレないように聞きだすから。」


『……分かった。』

俺は、適当に言って、許可を貰った。


龍人先輩を、疑りたくは無い。


けど、


何かが起こる前にしておかないと、大変なことも有り得ると思った。





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