魔法使いからメッセージ
「話は後じゃ!とりあえず今は急がねばならん!」
「あ、はい。そうっした。すんません。」
アタシが立つのを見るなり、老人はいきなり走り出した。
「何をぼさっとしとる。ついてくるんじゃ!」
古くせぇ杖ついてるくせに走るのはやっ!
とか思いながら、アタシは老人の後について走り出す。
うわー。今気づいたけど木ばっか。森の中にいるっぽいな。
走りながら見渡すと、辺りは森だらけ。・・・って、あ、何か森出るカンジ?
おおお!?あそこから木が無くなってる!ってことは森の出口だ!!