魔法使いからメッセージ
ちょっと休憩して落ち着いたところで、アタシは立ち上がった。
「おじさん。では大原緩名を引き受けますね」
おじさんの知り合いは、アタシが立ったのと同時にそう言った。
「うむ、そうじゃな。ではわしは失礼するぞ」
「はい!任せてください」
「それと、魔法のことを何一つ知らんようだから、教えてやってくれ」
「そうですね、了解しました。魔校についての説明も必要ですよね?」
「そうじゃな。その説明もよろしく頼むぞ」
「はい。では、失礼します。入学式に会いましょう」