魔法使いからメッセージ
●魔校入学準備中
「あの‥‥‥アタシここで暮らすカンジなんですか?」
アタシより30㎝は背が高いだろう、瞬時兄さんの横顔を見上げて、アタシはもしやと思って聞いてみた。
すると兄さんは、あはは!と笑いながら、
「当たり前だろ。そうじゃなかったら、なんのためにお前を呼んだんだ」
と言った。いやいや笑えないし。
「ですよね~。‥‥‥っでもアタシ英語読めないんですけど」
「ん?あぁ、それが心配なのか?」
と、瞬時兄さんはアタシに微笑みながら聞いた。
ひぃーーー!!!
かっこよすぎるでしょ!もーなんか恥ずかしくて、目も合わせられない。
とか一人で盛り上がってるアタシ。ホント馬鹿か。