豚に真珠

姉と二人、会場のホテルにむかう・・・











「ねぇ、郁巳もしかして会場ってここ?」


「うん 多分、、、」








ってデカ~




やばいうちら超場違いじゃん














不安になるわぁ~




「どうする?入る?」

『入んなきゃダメでしょ!』








そんなとき・・・













ドンッ



『わぁ!』


誰かがぶつかってきた


こけるわたし













「ごめんっ大丈夫?」



『うぇ!?あ、大丈夫です////』





はずい

『わぁ』ってなんだ!
『うぇ!?』ってなんだ!

一応女子だろ自分














「ごめんね 全然前見てなくて」


『いえいえ!突っ立てた私が悪いんですすいません』





「そんなことないよ!今のは俺が悪いから。
あっ、ごめん。ちょっと用事あるんだ。またいつかお詫びするから。」


『いえ、お詫びはけっこうですよ』


「いいから。また今度」

















風みたいな人だ


また今度ってもう会うことないのにね
















「郁巳、今の人カッコよかったね」

『え?全然見てなかった、、、』

「顔見えなかったけどあれはきっとカッコいいぞ。多分」


『ふ~ん』




緊張で全然わかんなかった
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