豚に真珠
まぁ、スタイルはいいけど・・・・
『うーん、でもみんなガキだよ~。』
うん 超ガキ
休み時間に走り回ったりしてました
「かっこいいだから
いいじゃん
ねぇ 仲いいの?」
いいのか?
かっこよければ?
『えっ うん。フツーに
ねっ?』
紗桜にふる
「うん フツー」
「きゃー いいなぁ~
あんなかっこいい同級生ほしぃ~
・・・・紹介してもらえたりする?」
わぁーお 積極的!
『別に紹介だけなら
OKだよ!
誰がいいの?」
その子は少し照れながら
いった。
「えっとねぇ、
私が気になったのは
濃いめの顔で
目が大きな人!
たしか・・・・魁(カイ)って
呼ばれてた!」
私は
少し肩揺れた
それは私の初恋の人で
思いを伝えることすら
できなかった人・・・・
「あ~伊東 魁十(イトウ カイト)だな、きっと。
だよね いく?
あれ いくどうした?」
『ん?なんもしないよ!
あ~私、魁のアドレス知らないんだぁ~。
紗桜 、 魁に聞いてみて?』
「あっ そっか、
わかった !
私が責任持って紹介します!」
わぁい やったー!
と喜ぶ彼女たち
はぁ~ 私も素直になればよかった。
でも 無理だよね
私は傷つきたくなくて
彼に告白しなかった。
彼に
「は?何言ってんの?
俺がいくみとなんか付き合うはずねぇ~だろ(笑)」
って ゆわれそうでこわかったから・・・・