幕末〓冷血の鬼 【番外編】
「なあ、お前。名は何と言う?」


「斎藤 一。」


「斎藤か……。斎藤、お前さ壬生狼組に入る気ねえか?」


「壬生狼組に?」


「ああ。俺は武士じゃねえが何時かは誠の武士になりてえと思っている。権力を振りかざし威張るんじゃねえ。人々を守り、てめえの道を突き進む強い武士にな。」


土方の言葉に胸がドクッと鳴った。



(同じだ。)
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