幕末〓冷血の鬼 【番外編】
だが陰である俺には恋花さんは純粋で眩しい存在だった。


俺を「優しい」と言ってくれた恋花さんに俺は知らず知らずの間に惹かれていたのかもしれない。


叶わない恋とわかっていても、俺は恋花さんから目が離せないでいた。


感情を捨てたはずなのに恋花さんを見ると何かが込み上げる。


(土方さん…すいません。)


恋花さんに好きになってもらおうとは思わない。






けど、そんな俺でも遠くから見るのは許してほしいんだ。









END
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