俺様 海様 イケメン様
「別に、抱きしめられるけどろくに抱かせてくんねーし」
もうすぐ、
俺らが付き合って半年がたつと言うのに
萌亜は全然抱かせてくれない。
キスはいつものことなんだけど、
恥ずかしいからとかなんとかで全然ダメ。
だから、
キスマークを付けて俺は我慢。
「まあ、あの萌亜ちゃんだしな!海が我慢してることなんて分かってないだろ」
ドンマイ♪
と嬉しそうに俺に言う。
「っせーよ」
「いやぁ。萌亜ちゃんは意外といい声で鳴きそうだなぁ♪」
ニヤニヤしながら萌亜を見る圭。
「人の女でエロい妄想すんな」
そう言うと、
「ケチだなぁ」
そう言って、
また金田を見ながらニヤニヤし始めた。