俺様 海様 イケメン様
「んっだよ」
「………へ?」
海……
怒ってる?
あたし、なんかしたっけ?
「萌え、萌え、キュン♪ってんっだよ」
「……え゛!」
海、アレ見てたのー!!?
やばっ……
恥ずかしいんだけど…。
あたしは恥ずかしくなって
目線を下に下げる。
メガネをかけている海を、
直視するだけでも恥ずかしい…。
「腐った目で萌亜を見るんじゃねーし」
「え!?腐っ……ん!?」
あたしが一瞬顔をあげたその時だった。
海の唇があたしの唇に重なる。