俺様 海様 イケメン様
紅葉で人気がある場所に着くと、
たくさんの家族や友達、カップルで溢れていた。
「なんか人多いな」
「そうだねぇ…。紅葉時期だしね♪」
もう、あたしの頭は
“半年記念日”とゆう嬉しさと、
“海と紅葉に来た”嬉しさで、
いっぱいだった。
あたしは海と繋いでいた手を離した。
「ん?」
不思議そうにあたしを見る海に
ニコッと笑って、
あたしは腕を絡ました。
一瞬驚いた顔をした海だけど、
すぐにニヤリッと笑って
「なに?そんなに早くヤリタイの?」
そう耳元で甘い声で言う海に、
不覚にもキュンとしてしまった。