夜行性 注意
「 じゃあ 次 、俺が 答える番な 」
― コクッ
私は 小さく 頷いた
「 美香とは 別れた 」
「 … え !? 」
びっくりする私
「 やっぱ 無理だった … 」
「 そっか … 」
そう言って 私は 優弥の
手に 触れた
「 それから さっきの男 … あいつは
俺の 部活の 後輩 。 ゴメンな … 」
ブンブンと 首を 横に振る
「 あいつ … 希穂の 事が ずっと
好きでさ … 」
そうなんだ … 胸が苦しくなった