僕は君のものⅡ

確か江藤弘樹だったかな?教室に入ってくると私の前まで来た。


「さっきはどうも。」


にこやかな笑顔で話しかけてきた。


すると横のほうから、黒いオーラが漂ってきた。おそるおそる隣にいる隼人を見上げてみると、ものすごい顔で私を見ていた。「さっきとはなんのことだ」とでも言うように。


ひぃ!!!こ、怖い・・・


それもつかの間のことで、すぐに江藤くんの方に視線を戻した。






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