僕は君のものⅡ

私に気付いた翔が
声をかけてきた。


「よぉ。」


久しぶりの大好きな人の姿に、胸が熱くなった。


「翔。卒業おめでとう。」

「ありがとう。」


少しの沈黙のあと、翔が口を開いた。
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