〜色物語〜世界に散らばる゙色々"な゙物語"
『そ、そうかなぁ//』
私は照れながら言った
『あ、でも悪く言えば
濁った青?』
カチンっ
はい?今コイツなんて言った?
悪く言えば濁った青……
そんなこと知ってるわよ!!
バシャッ
『うわっ!!なにすんだよ』
『煩い!!乙女の心を傷付けた罪よ!』
私はそう言いながら
人間に水を掛けた
人間もムカついたらしく
私に水を掛けてきやがった
でも、私メロウだし…
もう濡れてんだよね
あ、コイツもしかして馬鹿!?
――――数分後
『ハァハァ』
『ハァハァ』
私と人間は息をきらしながら
お互いに目が合って
ハハハ
って笑いあった
『ハハハ、私アリア。
メロディカ=アリアーナ
って言うの。貴方は?』
『俺?』
人間はちょっと眉間に皺を寄せて言った
『俺は、キラ』
『キラ?』
キラなんて、珍しい
だってこの変ではキラとゆう
名前はあまり良い意味を
持たないから
『そう。キラ。
ウォルターナ=キライト
それが俺の名前』
【ウォルターナ=キライト】
そう言ったキラの瞳は
なぜか少し儚げだった