〜色物語〜世界に散らばる゙色々"な゙物語"
1805年
今日から日記をつけようと
思います。
私は【キレス=サロニカ】
人間からは、森の精霊として
奉られている“エレフ”の
種族の長娘です。
今日は、冬です。
まだ皆は目覚めておらず
私だけが目覚めています。
私は、エレフの種族で唯一
春夏秋冬を廻れることが
できます。
最初は、この能力が
嫌いでした。エレフとゆう
種族は春の訪れと共に
目を覚まし、春が過ぎれば
また眠りにつきます。
その為、春意外は皆
眠りについているので
私は、独りぼっちでした。
しかし、ある日
とある女の人にあることを
言われました。
『素敵な能力じゃない!!』
『えっ!?』
最初はビックリしました。
だって独りでいることが
どうして素敵なのか……
それがわかりませんでした。
『どこが素敵な能力なのですか?
独りでいることが良いことなのですか?』
『……ぷっ!あははは!!』
『……え!?』
ビックリしました。
急に笑い出すから。
『違うわよ!!独りでいることが良いのでわないわ』
『……?』
『だって皆は、春しかしることが
できないけど、貴女は春夏秋冬
全てを見ることができるわ!!』