神の使者
そして向こう側の達也が突然体から黒いオーラを出して、背中から大きな鎌を取り出した。
「何あれ…」
呆然と呟く美樹だが、それを無視して鎌を持った達也が突っ込んで来る。美樹が恐怖で達也の背中にしがみついた瞬間、パンっと乾いた音が響いた。
その音に顔を上げるが、周りは何も変わっていなかった。ただ、鎌を持った達也が弾けるように消えて行った。
「ありがとう、零」
達也は誰もいない所を見て笑った。
「達也…」
声をかけると達也は美樹を真っ直ぐ見つめ口を開く。
「時間がないから、言いたい事だけ言うぞ。翔梧はすっげーいい奴だから、絶対に美樹を幸せにしてくれる」
「……」
やはり告白の事知ってるんだ。
「何あれ…」
呆然と呟く美樹だが、それを無視して鎌を持った達也が突っ込んで来る。美樹が恐怖で達也の背中にしがみついた瞬間、パンっと乾いた音が響いた。
その音に顔を上げるが、周りは何も変わっていなかった。ただ、鎌を持った達也が弾けるように消えて行った。
「ありがとう、零」
達也は誰もいない所を見て笑った。
「達也…」
声をかけると達也は美樹を真っ直ぐ見つめ口を開く。
「時間がないから、言いたい事だけ言うぞ。翔梧はすっげーいい奴だから、絶対に美樹を幸せにしてくれる」
「……」
やはり告白の事知ってるんだ。