Home My School~ホームランの約束~






「失礼致します。こんにちは、お忙しい所すいません。今日はお話があり、参りました。」







……んっ!?



なんか……




どこかで聞いたことあるような……



低くて、でも通るような



なんかこの声誰かに似てる……





そして顔をあげた瞬間、



目の前にいたのは







「あぁーーぁー!?」



思わず声をあげてしまった



「ひ、ひ、大崎ぃぃぃ!?……せ、先生?」



「んっ!?なんで俺の名前を知ってるんだ?……って、いっ、……五十嵐!?」



そこに立っていたのは



大崎先生だった



「……。せ、先生……な、何してんの?」



「五十嵐こそ……ってまさか……」






よく状況がつかめていない私たちの間にお姉ちゃんが入ってきた



「何?宙、疾風さんのこと知ってるの?」



「知ってるって言うか……担任なんだけど」




「えぇーー!?そっ宙の担任?」





するとお父さんが言った。



「何だかよくわからんが、取り敢えず座りなさい。」






そして話を整理し、やっと状況が落ち着いた。








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