部屋
「どんな物件をお探しですか?この用紙に書いておいてください。」
と彼から紙を渡された。私は、結構多めに条件を書いた。
「..新築、1k、オートロック、駅に近い、ロフト付き..、ですね。」
「すいません..」思わず言葉がでた。
「大丈夫ですよ。」と言って彼は探し始めてくれた。
あの時はまだ普通に彼と話せていた、っていうより寧ろすごく話しやすい感じだった。すごく人見知りな私にとっては、担当がこの人でよかったって。
「この2件見に行ってみませんか?」
彼に言われて、一緒に車でそこに向かった。
最初のマンションのエレベーターの中で2人切りになった。
何だかすごくドキドキしたの、今でも覚えてるよ。後ろ姿、格好いいなぁ..って思った。その時の姿もまだ忘れられないよ。
帰りの車の中で話したね、彼は当然覚えてないと思うけど..
「実家、どちらなんですか?
肌、白いですよね、
焼けないんですか?..」彼が話してきた。
普通の会話だったけど、すごく楽しかった。もっと話したいって思ってしまってた。
次の日、物件を決めようと思って彼のいる不動産屋に行った。契約して帰るエレベーターの中で、思ったんだ。また会いたいって。こんな気持ちになるのは、久しぶりだった。すごく会いたくなってたんだ。
多分、もう好きになってた。貰った名刺を見ながら、次いつ会えるんだろうって考えた。
彼の名前を頭で何度も繰り返して
「....ケンジ」
その名刺、初めて彼から貰ったものだった..
と彼から紙を渡された。私は、結構多めに条件を書いた。
「..新築、1k、オートロック、駅に近い、ロフト付き..、ですね。」
「すいません..」思わず言葉がでた。
「大丈夫ですよ。」と言って彼は探し始めてくれた。
あの時はまだ普通に彼と話せていた、っていうより寧ろすごく話しやすい感じだった。すごく人見知りな私にとっては、担当がこの人でよかったって。
「この2件見に行ってみませんか?」
彼に言われて、一緒に車でそこに向かった。
最初のマンションのエレベーターの中で2人切りになった。
何だかすごくドキドキしたの、今でも覚えてるよ。後ろ姿、格好いいなぁ..って思った。その時の姿もまだ忘れられないよ。
帰りの車の中で話したね、彼は当然覚えてないと思うけど..
「実家、どちらなんですか?
肌、白いですよね、
焼けないんですか?..」彼が話してきた。
普通の会話だったけど、すごく楽しかった。もっと話したいって思ってしまってた。
次の日、物件を決めようと思って彼のいる不動産屋に行った。契約して帰るエレベーターの中で、思ったんだ。また会いたいって。こんな気持ちになるのは、久しぶりだった。すごく会いたくなってたんだ。
多分、もう好きになってた。貰った名刺を見ながら、次いつ会えるんだろうって考えた。
彼の名前を頭で何度も繰り返して
「....ケンジ」
その名刺、初めて彼から貰ったものだった..