らっく!!~番外編~
「だってっ!!あんたにとって私は体だけの都合のいい女で…っ…!!」
『誰がいつそんなこと言った?』
腕を組んで私を見下ろす匡人は恐ろしいくらいに感情を押し殺していた
『……お前、俺のこと舐めてんのか?』
ゾクッと背筋に冷たいものが走る
私はベッドに押し倒された
『あんなに体に叩き込んだのにまだわかんねぇのかよ…』
匡人は私の耳にふっと息を吹きかけた
「ひっ…あ…」
先ほどとは違う感覚が全身に広がった
『今から教えなおしてやる。嫌ってほどな―…』
しっとりと甘い響きが聞こえたかと思うと目の前には匡人しか見えなかった