EIGHT8

57 LOVE


「…あ、うまーい!」

浦「だろ!?」

「直くんてんさーい!」

浦「ふふふっ!」

「お婿さんにしたーい!」

浦「褒めて、もっと褒めて」

與「鍋ごときで、いいオッサンが…」

浦「あ゙ぁ!?」

「ちょっと喧嘩しないでよ!」

伊「そぉだよ!はい、珠希お肉あげる〜」

「ありがと〜…おいしー!…じゃなくて!なんでこの人数が一気に来たのってきいてんの!」

末「おぉ!ナイスノリツッコミ!」

宇「…珠希は、私たちのこと嫌いなの?」

「…え?」

宇「だから誰にも何も言わないで、一人で抱えて、一人で泣くの?…なんでっ、珠希は…」

「宇野ちゃん…」

西「宇野ちゃんがいいたいのは、もっと俺たちに迷惑かけていいってこと」


ボロボロ涙を溢しながら話す宇野ちゃんの代わりに、にっしーがゆっくり宥めるように話し出した。

西「珠希がattackに入った時点でもうみんな珠希のことを認めてるんだ。俺たちはもちろん、スタッフさんも。」

日「だからさ〜…変に気ぃ使うなっつか、こんだけ一緒にいたのに気ぃ使われてたら俺達だって傷つくぜ、ってこと」

伊「珠希が、強がりで優しくて頑張り屋さんなのは知ってるけど、もっともっと私達にも頼ってよ。頼りない?」

「そんなこと…ない」

末「相談くらい乗るし。言いたいことあるならバンバン言えよ。ちょっとくらいキツいこと言われたって俺らは平気だから。」

浦「宇野ちゃんも最初に言ったでしょ?俺達は家族みたいなもんなんだ。文句だって聞くし、困って悩んでるなら力になるし。俺達の前でくらい弱いとこ見せてよ」

そう言って笑うみんなの顔が優しくて、でもどこか怒ってて。
あぁ、私attackでよかった、って実感した。


與「だから言うたやん。お前が思ってる以上にみんなお前が好きやねん。」

「…うん、ありがとう。………うっ」

「「「「「「「??」」」」」」」

「うぇっ…うぇ〜うわぁぁあ!!」

「「「「「「「!!!」」」」」」」
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