EIGHT8

9 LOVE


ビルの中に入り、受付嬢さんに合格通知を見せる。



「7階になります。」


優しく微笑んでくれて、なんだか胸がほっとした。


エレベーターのボタンを押す。



チンっ!



エレベーターの扉が開く。


ゆっくり乗り込んで、言われた通り、7階のボタンを押す。



ラッキーセブンだ・・・。



多少の期待を抱きながら、上に上がっていく。



やばい。緊張してきた。



着いて欲しくないと思いながらも、やっぱりエレベーターは正確で。


目的通り、扉は7階で開いた。


目の前には、
《第4制作部 attack》



この場所で、夢を叶えられる。

ギィイッ


夢への扉を、ゆっくり・・・開く。


(光輝く未来)

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