だいすきです.
▽不安.
はぁ。
むむっ....!
また...また喋ってる。
しかも楽しそうに。
もぉ〜
優、イライラする〜...
「優希、どうしたん!?
顔恐いよ?(笑)」
「実和ぁ〜。
はあ...なんでもないょ?」
「ほら〜!
そうやってまた嘘つく。
うちらにはちゃんと全部話しなさい!」
「うん...あんね〜...」
優わ今、不安なことを全部、実和に話した。
「かな...がいるじゃん?
【福本かな】。
最近、巧...しょっちゅうかなに話しかけたり、ちょっかいかけたりしてるんだ...。
もともと、告ったの優だしさ?
優のことすきなんかじゃないのかなぁ〜みたいな。
最近すっごい不安なんだ...」
「そーゆーことね〜。
きっとあれは濱谷なりの仕返しだとあたしは思うょ?」
そう言って、実和はニヤニヤしている。
「仕返し?
なんで優が仕返しされなきゃなんないの...?」
「え〜!?気づいてないの?
濱谷かわいそ〜」
「えぇ〜。
なんなん!教えてよ〜!」
「自分の生活を見直してみなさい!」
まったく。
実和は人の気持ちとかに敏感で相手の思ってることとかがわかるみたいだけど、なかなかそれを教えてくれないから困る(笑)
「....?
わかったょ〜
頑張ってみる...」
はぁ。
意味わかんない。
なんであたしが仕返しされなきゃなんないの?
実和に言われたとおり、今日一日、自分の学校生活を見直してみるか...。
はあああああ。