その距離、3歩ぶん。



「今日、さっそく話し合いあるんでしょ?あたし待ってようか?」


「ううん。遅くなったら悪いから、先帰っていーよ!」

「じゃあ先帰るね!委員会がんばれーっ」



そう言うと菜那は
帰っていった



いつのまにか周りに人は
いなくなっていた



「はやく行かなくちゃ…」

あたしは1人、教室を出た



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