その距離、3歩ぶん。



びっくりしてドアをみると…

そこには市ノ瀬彼方先輩の姿



「すみませんっ遅れました!」


彼方先輩は教室に響きわたるぐらい
大きな声で謝った



「いいよいいよ!じゃあ席着いて」


生徒会長さんは彼方先輩に
そう言った



「ありがとうございます」

彼方先輩はそう言うと
周りを見渡した



ふと、彼方先輩の目に
とまったのはあたしの横の
空いている席



そして彼方先輩は
その席に座った







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