友達の距離

耳が良い私にはちゃんと聞こえてた

「おせっかいなんです。

私。」



「いらない世話だな」

「基本的に世話なんて、他人から押し付けられるものですよ」


フフッっと笑う私と

 すっごく迷惑そうなコウさん。




救急箱を手に戻ってきた佑はなんだか唖然としていた。
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