友達の距離
「うぅん・・・。
気にしないで?」


自分でも分かるくらいの作り笑いで答えると、穂波ちゃんは困ったように笑う


「ぅーん・・
そっか。いつでも相談するんだよ?」



いつも通りの時間につくと
いつも通りに時間が流れていく。




「・・・小雪今日おかしくないか?」


昼休み。
動こうとしない私に困り果てた穂波ちゃんが、真美奈ちゃんと佑をクラスに呼んできた。


< 155 / 168 >

この作品をシェア

pagetop