彼と私のLOVEレシピ~地味少女とイケメン王子のクッキング~
side〓浩輝
...あと15秒。...10秒。5,4,3,2.....。
「...キーンコーンカーンコーン」
やっと終わったぁ...。
俺・高倉浩輝が最も退屈な時間が終わった。
『おーい!浩輝!!今日の数学の問題分ったか?
お前頭良いんだから教えてくれよ~。』
誰かと思えば友達の優斗だった。
『あー。話聞いてなかったわ。』
『いいよなぁ。天才君は~。』
...お前はいつも授業聞いてないだけだろ。