束縛彼氏に依存症




先輩が戻って来ると
結菜は駆け寄り聞いた。



「先輩、先輩。あの人達
先輩の知り合いですか..?」


「「えっ!知らない知らない!」」


いやいや驚くのはこっち...
うわぁ...。


緊急事態発生!


片付け中の体育館に
男2人が侵入....。


1人と目が合った。
がたいがよくてなんか
今時!って感じの人。


結菜はさりげなく目を
そらした。


「「何やってんのー?」」


もう一人が話しかける。
結菜はこの世の終わりを
感じたと思った。


シカトしたら...かわいそう。
少ない優しさで返答。


「片付けです。」
可愛いげのない返事。


彼は台本を手に取り
質問を繰り返す。


「「どんな内容?」」
「「なんて役やるの?」」
「「ここ、やってみてよ♪」」
「「すごいね!」」
「「名前なんてーの?」」


「結菜です♪」


あ.....。







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