俺様彼氏とお嬢様2
「ちゃんと断るから。」

「うんっ。」

「ごめんな。
 慶吾も心配かけてごめん。」

「ったく。
 お前ら…まぁいいけど。」



慶ちゃんにはお礼を言って
愛美ちゃん…婚約をやめて
ほしいと言いに行く。



「栞?」

「涼…。」

「大丈夫だから。
 栞は何も心配しなくていい。
 俺を信じてろ。」

「うん…。」



正直怖い。



でも…離れたくないから。



ピンポーンピンポーン



『はい。』

「俺です。
 高橋涼です。」

『涼くんっ。
 ちょっと待っててね。』



それからすぐ―――



「お待た…せ。」

「今日は話しがあって
 来た。」

「…入って。」

「「お邪魔します。」」



やっぱりお嬢様だな…。



すごいお家。





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