俺様彼氏とお嬢様2
プルプル



「…はい。」

『涼…?』

「…愛子?」

『久ぶりね。』

「あぁ…。」

『今から…会えない?』

「分かった。」



愛子は…俺の幼なじみ。



愛子には何回も告られてる。



また…同じことだと思う。



でも…少しでも気をまぎらせ
たいから。



俺ん家に呼んだ。



ピーンポーンピーンポーン



来た?



「愛子ちゃんっ。」

「お久しぶりです。」

「可愛くなっちゃって♪
 涼なら上にいるよ。」

「ありがとうございます。」



コンコン



「どうぞ。」

「涼…。」

「元気そうだな。」

「まぁね?
 元気…ないね。」

「そうか?
 彼女と…別れた。」

「ぇ…。」




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