俺様彼氏とお嬢様2
けじめ
【栞】
あの後…。
あたしは家に帰った。
「栞ー?」
「隼くん…。」
「サボりか?」
「そんなとこ…。」
「涼は?
一緒じゃねぇのか?」
ズキズキ
「…別れた。」
「ぇ…はぁ!?」
「振られたの…あたし。」
「ありえねぇ。
ってか何だよまじで。」
「…笑っちゃうよね。」
「おぃ…涼どこだ。」
「ぇ?」
「話してくる。
このままじゃ俺が
切れる。」
隼くん…。
「いいよ。
涼…彼女できたし。」
「アイツ…っ。」
「あたしは…もういい。
涼が幸せになってくれたら
それでいいから…っ。」
ぎゅ
「隼くん…?」
「なぁ…栞?
こんなときまで強がんなくて
いいから。
兄貴の前くらい泣けよ。」
「お兄ちゃんっ…。」
あの後…。
あたしは家に帰った。
「栞ー?」
「隼くん…。」
「サボりか?」
「そんなとこ…。」
「涼は?
一緒じゃねぇのか?」
ズキズキ
「…別れた。」
「ぇ…はぁ!?」
「振られたの…あたし。」
「ありえねぇ。
ってか何だよまじで。」
「…笑っちゃうよね。」
「おぃ…涼どこだ。」
「ぇ?」
「話してくる。
このままじゃ俺が
切れる。」
隼くん…。
「いいよ。
涼…彼女できたし。」
「アイツ…っ。」
「あたしは…もういい。
涼が幸せになってくれたら
それでいいから…っ。」
ぎゅ
「隼くん…?」
「なぁ…栞?
こんなときまで強がんなくて
いいから。
兄貴の前くらい泣けよ。」
「お兄ちゃんっ…。」