俺様彼氏とお嬢様2
そこで夢は終わった。



「はっ!!」



何…今の夢。



「はぁはぁはぁ…。」

「栞。」

「ぇっ…。」

「どうした?
 大丈夫か?」



どうして…。



「涼…。」

「ごめんな。」

「何…が?」

「気付いてやれなくて。
 体調悪かったんだろ?」

「あ…うん。」



肝心のことには
気付いてくれないよね…。



「何かやな夢でも見たか?」

「ううん。大丈夫。」



言えないよ。



心配するもん。



「今日は帰れ。」

「え?」

「これ以上体調悪く
 なられたら困るからな////」



こんな時でも…。



ものすごく大好きって思う。




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