赤い狼 壱
それとは反対に他の四人は
「俺はそんな事しねぇ。」
「いや、隼人だったらするでしょ。まぁ、俺は勿論するけどね。」
「駄目だろ、銀!稚春は俺のだー!」
「はっ!?何言ってんだ!稚春は俺のだぞ!連!」
と好き放題、不満や俺のモノ発言をする。
…何か…
疲れたな。
もぅ否定をするのは疲れるので止めて
寝たい。
と大きなあくびをする。
すると隼人が
「稚春、眠いのか?…しょうがねぇ…。
稚春が一緒の部屋に居たら俺も手出ししねぇとは約束出来ねぇし、かといって一人にさせるのも絶対駄目だし。
他の三人に譲るのは許せねぇし…今夜は棗に任せるか。」
と棗と寝る事を許してくれた。