天使と悪魔のLOVEGAME【完結】
『紘一さんに大原が家の中に入るところまで見送れって言われたから。』
会長はこともなげにそう言うと、きっちり締めていたネクタイを緩めだした
シュルっとネクタイが解かれ、徐々にラフな格好になる
「そんなに寛いでいいんですか…?」
『俺もお前を送ったらそのまま帰る。』
会長は携帯をチラッと確認した
おそらく女からの着信があったのだろう
携帯を見ると嫌そうに顔を歪めた
私…なにしてんだろう…?
本当なら今頃あの上玉とベッドの中だったのに…
誰が好き好んでこんな腹黒会長と一緒にいるのよ!!
そう考えるとおさまってた怒りが途端に湧き上がってきた
「あ―あ!!会長のせいでチャンスをひとつ失ったわ…!!」
わざと嫌味ったらしく言うと会長は窓から視線を移し、私のほうを見た
『まだ言ってんのかよ』
うんざりげな表情には今日一日の苦労だとか疲れが滲み出ていた
会長はこともなげにそう言うと、きっちり締めていたネクタイを緩めだした
シュルっとネクタイが解かれ、徐々にラフな格好になる
「そんなに寛いでいいんですか…?」
『俺もお前を送ったらそのまま帰る。』
会長は携帯をチラッと確認した
おそらく女からの着信があったのだろう
携帯を見ると嫌そうに顔を歪めた
私…なにしてんだろう…?
本当なら今頃あの上玉とベッドの中だったのに…
誰が好き好んでこんな腹黒会長と一緒にいるのよ!!
そう考えるとおさまってた怒りが途端に湧き上がってきた
「あ―あ!!会長のせいでチャンスをひとつ失ったわ…!!」
わざと嫌味ったらしく言うと会長は窓から視線を移し、私のほうを見た
『まだ言ってんのかよ』
うんざりげな表情には今日一日の苦労だとか疲れが滲み出ていた