天使と悪魔のLOVEGAME【完結】


リビングに行くとソファに足を組んで座りながら雑誌を読んでいる匡人を発見した


「でかけよ!!」


私は匡人の腕を引っ張った


『はあ?いきなりなんだよ』


匡人はテーブルに気だるげに雑誌を置いた


「いいから!!」


半ば引きずるようにして部屋を出た


『ったく…何で俺が追い出されなきゃいけないんだよ』


「いいじゃない。あの2人だってたまには喧嘩くらいするでしょ」


『今後は俺たちに迷惑をかけない程度にしてもらいたいぜ』


「そうね」


呆れたような口調の匡人に私も同意した


1時間ほど時間を潰すにしても行くところもないので1階にあるカフェでコーヒーを飲むことにした



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