天使と悪魔のLOVEGAME【完結】


「継紫!!亜遊夢!!」


『『げっ!!』』


流石、双子だけある


私に気がつくと2人は息をぴったりと合わせ、まずい…っといった顔をした


「覚悟は出来てるんでしょうね…?」


あれだけ喧嘩はやめろと言ったんだからね?


『『待った!!』』


「待つわけねえだろ!!」


私は2人の頭をげんこつで殴った


ゴンッという音の後には2人の呻き声だけが響き渡った


『由にぃ…なんで継にぃと亜遊にぃは倒れてるのぉ…?』


幼稚園に通う末っ子の織也(オリヤ)を抱っこしながら由吾はニッコリと言い聞かせた


『織也は凪ねぇに怒られないように気をつけようね~?』


『うん!!』


私は継紫と亜遊夢に正座をさせひたすら説教をかますのだった…





< 44 / 210 >

この作品をシェア

pagetop