天使と悪魔のLOVEGAME【完結】



『そう言う大原はどうなんだよ!!金持ちの彼氏は出来たか?』


「ゲホッ!!」


私は飲んでいた烏龍茶を吹き出しそうになった


何で私に振るのよ!!


畑野はニヤッと笑った


『へ―…大原にね~』


私の反応を見て大沼は感心していた


『凪の彼氏見た―い!!』


加菜がすかさず挙手


ちょっと待て!!


「私は彼氏がいるなんてひとっっことも言ってない!!」


『彼氏じゃないなら片思いだ~♪』


加菜は楽しそうに目を輝かせた


片思いぃぃ――!?


誰が!!誰に!?


「止めてよ!!私は別に…っ!!」


あのキスだって何かの間違いだし、会長が平然な顔で私をやり過ごしたのもむかつくって言ったらムカつくけど、私はあくまでもあいつの親友の彼女の友達なわけで恋愛感情なんて欠片も抱いたことなんて…





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