年下のきみ
「みちるの髪、俺と同じシャンプーの匂いがする。」


少し照れた声のテツ。


どんな顔をしているのかはわからないけど、

きっと笑顔なんだろうな。


「はい、乾いたよ。」

『ありがとう。』




そして、ついにきたこの時間。


「そろそろ寝ようか?」

『うん。』

「じゃあみちるは奥ね。」


もちろん、テツのベッドに2人で寝るわけだけど、

私は壁側で寝る事になった。
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