年下のきみ
シングルベッドはさすがに2人で寝るには狭いけど、

こんなにもテツに触れらるのは嬉しかった。


「狭くない?」

『大丈夫。テツ、落ちないでね。』

「うん。」


最初は上を向いていたけど、テツが私の方に体を向けたから

私も何となくテツの方に体を向けた。


思ってた以上に顔が近くなって、思わず目線をずらしたけど…。


壊れてしまうんじゃないかと思う程速い鼓動は、

きっとテツの耳にも聞こえていたんじゃないかな。
< 110 / 238 >

この作品をシェア

pagetop